アドラー子育て「パセージ」をもとに子育ての悩みを一緒に解決していくさいたま近郊活動グループのブログです。管理人のアメブロ日記「勇気づけDE子育て@さいたまうさ子の日記」にも遊びに来てくださいね。


by うさ子
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7月(休日版)フォローアップ2 エピソード「お互いさまなのに・・・」

7月(休日版)フォローアップでNさんに話していただいたエピソードです。
記事の掲載のご快諾、ありがとうございます072.gif


          == お互いさまなのに・・・ ==

4歳(年少さん)の娘さんが家の前の駐車場や道路で近所のお友だちと遊んでいるときに、娘さんにとって嫌なことがあると立ち止まって自己主張をしだすことが最近多いと思っているNさん。お母さんとしては、娘ちゃんも同じことをすることがあるし、もし嫌なことがあるんだったら言葉でしっかり伝えてほしいと思っています。

土曜午後5時半くらい
N さん (家の前の)駐車場で荷物を下ろしていた
娘 さん (車から降りて)お友だちを見つけて一緒に走り回っている
     娘さんが家の前の道路で転んだ(+2)
N さん 少し離れたところから見ていたので、
     「大丈夫?」と言いながら近寄りつつ娘さんの傷を確認したら大丈夫そうだった
娘 さん 自分でも傷を見て大丈夫と思ったのか、走り出して遊びに戻った(+2)
N さん 走り出したのを見てまた戻る

--10~15分後--

娘 さん しばらく(10~15分)お友だちと妹と一緒に走り回って遊んでいたら
     お友だちのHくんが自分の敷地内の駐車場に入っているのを見て、
     「なんでHくんはいっちゃうの~?」と言った(+1)
N さん ちょっと離れたところから(う~ん、また始まった)と思ってみていた
娘 さん そのうちまた遊びに戻って、今度はHくんの駐車場に入って走り回っていた(+1)
N さん (あれ?)と思ってみていた 
娘 さん すると、今度はHくんがまた娘さんのおうちの敷地内に入ってきて
     「なんでHくん入っちゃうの~?」と目に涙をためて言い出した(ー1)焦り、困った
N さん 近寄ってしゃがんで、
     「けど、娘ちゃんさっきHくんちの駐車場に入ったでしょう。
     そのときH君何も言わなかったよー」と話した
娘 さん 「何で~」と泣いている(ー1)
N さん 「もうそんな気持ちになっちゃうんだったと楽しくないからおうちに入ろう」
     と言って抱っこの手を伸ばす
娘 さん 泣きながら手を伸ばした(±0)

HくんとHくんのママにお母さんはバイバイと言っておうちに入った


          ==    完    ==


まず始めに、エピソードを味わうために、メンバーさんからNさんに質問をして、エピソードを深めていきました。
その後ロールプレイをしてお子さんの気持ちを味わった後、
このお話の場にいる人のストレンクスをみんなで一緒に考えていきました。

<娘さんのストレンクス>
・お友だちと仲良く遊んでいる
・転んでも気持ちを切り替えて楽しめる
・切り替えるチカラ
・自分で判断するチカラ
・自分の気持ちを言うチカラ
・体力の限界まで遊ぶチカラ
・素直
・自分の中でいい悪いの判断基準を持っている

<Nさんのストレンクス>
・優しい
・寄り添っている
・見守るチカラ
・冷静
・気付くチカラ
・思いやりの気持ちをさりげなく伝えている

たくさんのストレンクスが出ました016.gif
この時にNさんにお子さんのストレンクスを改めてみてみていかがですか~?と伺ってみると、娘さんのストレンクスの中でも「自分の気持ちを言うチカラ」があるというところに再発見されていました。
お母さんから見ると子どもに対して、お母さんが思っているほどにはそれができていないようにみえて、改めて眺めてみると理想ほどではないけどお子さんなりにそれができているんだ。ということは結構よくある気がします。Nさんはご自身でそれに気づかれていて素敵だな~と思いました056.gif

では、Nさんがこのエピソードの場面でお子さんに学んでほしいことは何か?をうかがってみました。
・お互いさまということを学んでほしい
この学んでほしいことは、1-Lの行動面にむかっていくか?
すると首をかしげているほかのメンバーさん。さらにNさんにきいてみると・・・
・相手に自分の気持ちを伝えることを学んでほしい
という学んでほしいことが出ました。1-Lと照らし合わせてみるとどうか?これならしっくりきます!

ではではこの学んでほしいことをお子さんに学んでもらうために、親としてどんなお手伝いができるか?テキストに戻ってみんなで一緒に考えていきました。

Nさんご自身から、9-L.1「話を最後まで聴く」ができていなかったので、自分の意見を言う前にまず娘の話を最後まで聴くことができそうです。という案が一つ出ました。
また、11-L.6「子どもの考えを推量する」「あなたは~と考えているのかな?」「あなたは~と感じているのかな?」と娘さんの考えを推量することで、
‟もしこのような推量が当たっていると、子どもは「親は私の仲間なんだ」と感じて勇気づけられることでしょう。あるいは、言われてはじめて自分がそんなふうに考えていることに気がつくかもしれません。そうすると、自分の考えをまとめることができます。”

お母さんが学んでほしい、相手に自分の気持ちを伝えることを学んでほしいに今の娘ちゃんのできるところを出発点として、一歩前に進むために何ができるかを考えたときに、まず、娘ちゃん自身がどんな風に考えているのか考えて、その気持ちを言葉と結び付けてあげることで、ゆくゆくは自分の考えを自分から相手に伝えられるようになっていくのではないかと思います。

また、子どもの考えを推量するときに役立ちそうなのが、2-R「行動の目的を考えよう」というところです。お子さんがどんな目的でそのような行動をしたのか?その点について目的を訪ねることで、その場に立ち止まって目に涙をためて静かに主張する以外の行動をお母さんが提案することができそうです。

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
N さん (あれ?)と思ってみていた 
娘 さん すると、今度はHくんがまた娘さんのおうちの敷地内に入ってきて
     「なんでHくん入っちゃうの~?」と目に涙をためて言い出した
N さん 近寄ってしゃがんで、
     「けど、娘ちゃんさっきHくんちの駐車場に入ったでしょう。
     そのときH君何も言わなかったよー」と話した
娘 さん 「何で~」と泣いている

  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
N さん (あれ?)と思ってみていた 
娘 さん すると、今度はHくんがまた娘さんのおうちの敷地内に入ってきて
     「なんでHくん入っちゃうの~?」と目に涙をためて言い出した
N さん 近寄ってしゃがんで、
     「娘ちゃん、Hくんが駐車場に入ったのが嫌だったのかな?」
娘 さん 「・・・うん」
N さん 「もしかして、Hくんと妹ちゃんが仲良く遊んでいるのを見て仲間に入りたかったのかな?」
娘 さん 「そう」
N さん 「そういう時にどんなふうに行ったらいいか娘ちゃん知ってる?」
娘 さん 「知らない。教えて」
N さん 「一緒に遊ぼう~とか仲間に入れて~とか言ってみたらどうかな?」
娘 さん 「わかった・・・」

☆娘さんの今の気持ちを言葉にして推量してみる
☆娘さんの行動の目的を考えて推量してみる
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

という代替案が出ました058.gif
お子さんがしたいことをお子さんが自分の力でできるように親として小さいうちはたくさんお手伝いしてお子さんにいろんなことを学んでほしいですよね。

最後に、Nさんが、外出先から帰ってきて車から家の中に荷物を出し入れしている間、娘ちゃんが遊んでいたのは、お母さんたちのお仕事に協力してくれていたんだ〜とつぶやいていたのに、Nさんが娘さんの適切な面にご自身で気づかれてる〜と感動しました!
今度からは娘さんにお伝えすることもできますね!

エピソードを出してくれたNさん、一緒に考えてくれたメンバーさん。
今日も本当にありがとうございましたemoticon-0157-sun.gif058.gif




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by adlersaitama | 2016-07-06 14:59 | パセージフォローアップ(エピソード) | Comments(0)