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アドラー子育て「パセージ」をもとに子育ての悩みを一緒に解決していくさいたま近郊活動グループのブログです。管理人のアメブロ日記「勇気づけDE子育て@さいたまうさ子の日記」にも遊びに来てくださいね。


by うさ子
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第2回サークルでメンバーさんにいただいた「ぷれ・パセージ」の感想です。
記事の掲載のご快諾、ありがとうございます058.gif


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〈Yさん〉
パセージに興味があったので、体験できてよかったです。
普段、怒ったら怒りっぱなしで、その時の自分の感情の変化だとか、その後のことについてあまり考えたことがなかったので、もう少し自分の行動にも目を向けていこうと思いました。
子どもにこうなってほしいというビジョンはあるのに、そのために自分がどう行動できているのか、ということについて考えることができてよかったです。

〈Cさん〉
グループワーク、参加者同士のおしゃべりで
より内面的なことが話せてよかったです。
色で表現するワークも自分を振り返るいい方法でした。

〈Mさん〉
子どもに「私には能力がある」って思ってもらうためにも、親として自分自身が「能力がある」って思えるようになりたいって思いました。

〈Aさん〉
それぞれ子育てに悩むお母さん方に会えたこともよかったです。
悩みや不安の中、少し苦しかったのですが、話を聴いてもらえたこともホッとしました。
まだまだアドラーについて理解できていなところも多いので学び続け血肉にしたいなァと思います。
自分を見つめなおすきっかけをいただきました。

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子どもは愛と技術がなければ育ちません。
パセージでは、その子育ての様々な方法を学びます。
では、技術だけで子どもは育つの?いいえ、技術だけで愛がなかったら育ちません。どちらも両輪のように必要なものです。
そして、愛を向こうへ届けるためにはやっぱり、技術が必要なんです。
その技術の第一番目、最初にして最後、一番大事なコツが子どもを『勇気づける』ことです。

パセージはテキストが8章から成っていて、1章ずつ丁寧にグループワークを通してそのやり方を学びます。

まだまだ絶賛子育て中の私ですが、子どもの成長とともに、直面する悩みも変わってきます。
そのときパセージのテキストという先生と、一緒に考えてくれる仲間たちに助けてもらいながら7年過ごしてきました016.gif

9月~10月にさいたま市でパセージをやります。
気になる人は、ご参加くださいませ。


<2016秋パセージ@さいたま 平日火曜コース〉
<2016秋パセージ@さいたま 平日水曜コース〉
※日程は参加ご希望の方のご希望を優先して最終決定します
※未就園児をお持ちの親御さんでお子さんの預け先にお困りの方はご相談ください


(日程参考例・水曜コース)
 9月 7日 第1章・子どもを理解する
   14日 第2章・賞罰のない育児
   21日 第3章・共同の課題
   28日 第4章・課題の分離
10月12日 第5章・目標の一致
   19日 第6章・体験を通じて学ぶ
   26日 第7章・新しい家族
11月 2日 第8章・積極的に援助する

時  間 9:30~12:00
定  員 8~14名(7名以下の場合は中止になります)
会  場 与野駅・与野本町駅 徒歩5分以内の周辺施設
      ※会場の詳細は追ってお知らせします。
初受講料  20,000円(受講料 1章2,500円×8章)
テキスト代  2,000円(お持ちでない方は別途いただきます)
再受講料  16,000円(受講料 1章2,000円×8章)
単発受講料 1章2,000円✖ご希望の章数
        (再受講の方に限らせて頂きます)
リーダー 日本アドラー心理学会認定 家族コンサルタント 1名

申込・問合せ先 「さいたまアドラーの会」へ
adlersaitama☆gmail.com
(☆→@にかえてください)


# by adlersaitama | 2016-06-17 15:19 | アドラー子育てサークル(感想)
6月15日(水)与野本町コミュニティセンター(与野本町駅より徒歩3分)の施設で、第2回アドラー子育てサークルが開催されました024.gif参加者さんは、大人5名、子ども3名の計8名でした。
お子さんは0歳児2人、2歳児1人、3人とも男の子のお子さんでした。
和室で開催されたこともあってか、お子さんたちものびのびと、お母さんがワークをしているときは静かにとっても協力的に参加してくれました016.gif

私たち、さいたまアドラーの会は「アドラー心理学の子育て」を学んでいますが、今回は、はじめまして058.gifの方ばかりだったので、アドラー心理学の子育てって何?という基本的な部分を、普段私たちがテキストにしている『パセージ』の、
予告のような・・・下ごしらえのような・・・ワークショップである、「ぷれ・パセージ」@さいたまをさせていただきました。

ぷれ・パセージでは、テキストやワークシート、ラベルやお絵かき、リフレーミングを使ったワークを通して、パセージが提案しているパセージの温かい雰囲気や楽しさなどをグループワークを通して感じていただけたらいいな053.gifと思っています。

【第2回】さいたまアドラー子育てサークル_e0344628_15224249.jpg


060.gif子育てのふたつの目標
060.gif感情(身体感じ)に気がつこう
060.gifまず自分のいいところを探そう

この3つについてワークを通して皆さんに感じていただけました058.gif
アドラー心理学の子育て講座である「パセージ」では子育ての2つの目標を掲げています。

《子育ての行動面の目標》
1)自立する。
2)社会と調和して暮らせる。

《子育ての心理面の目標》
1)私は能力がある。
2)人々は私の仲間だ。

パセージでは絶えず、具体的なエピソードをもとに親である自分のこの行動が子どもにとって、1)私は能力がある。と感じられる行動かな?2)人々は私の仲間だ。と思える行動かな?と心理面の目標に戻って、行動を点検していきます。
でも、私が初めてこの目標を聴いたとき、言葉の意味をはっきりと理解することができず、ぶら下げながら、パセージを受け、フォローアップに参加し、何度もこの行動は子どもに心理面の目標を感じてもらえる行動だったかな?と振り返る体験をすることで、パセージが意味するこの言葉の意味を理解できるようになってきました。
今回もワーク中、「私は能力がある」の「能力」って何ですか?という質問が出ました。
テキストに戻りながら、ワークを通して、少しでもその感覚がお伝えできていたら嬉しいです。

感情(身体の感じ)に気がつこうのお絵かきワークでは、今まで子どもの嫌だなぁと思った行動に対して自分の体に耳を傾けたことがない人が多く(はじめはみんなそうですよね006.gif)、とても楽しんで取り組んでいただいていました049.gif

自分のいいところを探そう、では、ご自身では気づかない良い点に気付いていただくきっかけになっていたようです。


この3点のうち、どれか一つでも普段の生活の中に取り入れていただいて意識していただけたら、少しずつアドラー子育てに近づいていけるような気がします。
パセージが提案しているパセージの温かい雰囲気や楽しさなどが伝わっていると嬉しいです016.gif

次回の「さいたまアドラー子育てサークル」は
9月12日(月)10:00~12:00 参加費:実費
下落合ミュニティセンター 和室1

です。

ご都合の良い方はぜひふら~と遊びに来てみませんか?
お子さんがいる方はぜひお子さんとどうぞemoticon-0102-bigsmile.gif
さいたまでわたしたちと一緒にぜひ子育てを学びあいましょうemoticon-0171-star.gif
お待ちしています。

emoticon-0154-mail.gifadlersaitama★gmail.com(★→@にかえてください)
池野まで



# by adlersaitama | 2016-06-17 14:46 | アドラー子育てサークル(エピソード)
さいたまアドラーの会のホームページが先日完成しました058.gif
日程などわかりやすくまとめてあるのでぜひお時間ある時に遊びにいらしてください016.gif

リンクはこちらから→

常時PCサイト右側メモ帳からリンクに飛んでいただけます049.gif

さいたまアドラーの会のホームページはこちらから_e0344628_14564635.jpg




# by adlersaitama | 2016-06-06 14:54 | さいたまアドラーの会
6月(平日版)フォローアップでMさんに話していただいたエピソードです。
記事の掲載のご快諾、ありがとうございます072.gif



          == 朝のバタバタは嫌よ ==

小学校四年生の息子くんが、最近学校の準備を集合時間に出て行く直前に準備をするのが気になっているお母さん。
お母さんは、忙しい朝の時間にあれがないこれがないと言われるとバタバタして落ち着かないのが困っていました。そんなある日のある朝の一場面のお話です。

朝7時30分頃
息子くん (自室にて)パジャマ姿でランドセルの中に荷物を詰めこむ作業をしている
M さん リビング・キッチンで家事をしている(+1)
息子くん 一人でぶつぶつ何か言っている
M さん 子ども部屋に行く(ー1)焦り
息子くん 「音読カードがない」と探している
M さん 「音読カード?」と言って教科書の束を探す(ー3)焦り・怒り
息子くん ランドセルをいじっている
M さん 「それは学校にあるんじゃないの?昨日先生と宿題やったんじゃないの?」(ー3)
息子くん 「あーそうか」他の準備、詰め込む作業
M さん 「準備は朝じゃなくて夜やった方が落ち着いて探せるでしょ」(-4)焦り
息子くん 「朝でも落ち着いて探せる」
M さん 「でもお母さんは朝だと困るの・・・。準備は夜しようね。」(ー1)今後の不安
息子くん 無言で準備をしていた
M さん 部屋を出てリビングで作業


          ==    完    ==

まず始めに、エピソードを味わうために、メンバーさんからMさんに質問をして、エピソードを深めていきました。
その後ロールプレイをしてお子さんの気持ちを味わった後、
このお話の場にいる人のストレンクスをみんなで一緒に考えていきました。

<息子さんのストレンクス>
・早起きしている
・学校の準備を自分で率先してやっている
・冷静、落ち着いている
・時間管理している
・体験から学ぶ力がある
・妹のことをきにしている
・いま持っているデータの中でベストを尽くしている

<Mさんのストレンクス>
・時間管理と広い視野を持って自分の力を発揮している
・困っている人がいるのを気づく力がある
・家族のことを想って信頼している
・冷静で落ち着いている
・お母さんの気持ちを伝えている
・自分をコントロールする力がある
・言葉を大事にしている

メンバーさんのご協力のおかげで、たくさんのストレンクスが出ました016.gif
お子さんはこの場面で、お母さんは焦っているみたいだけど、自分には時間内に準備ができる力があると思っていてお母さんが話しかけたことでかえって、能力がある。仲間だ。感が少し下がったという(メンバーさんが感じた)お子さんが多かったので、
次に、テキストに戻って、この場面では、代わりにどんな行動ができるかな?ということを一緒に考えていきました。

メンバーさんからは、
1)16ーL.2言葉ではっきり頼まれてから手伝う
のページの案が出ました。
共同の課題にするにはまず、親とこのそれぞれの課題を分けて整理をする必要があります。他のメンバーさんからは、
2)13ーL子どもの課題と親の課題
の案が出ました。
アドラー心理学(パセージ)で言う、課題の分離(課題分け)とは、
“その問題にどう取り組みどう解決するかの結末が主に子ども自身にふるかかって、他の人にふりかからないとき”=その結末が誰にふりかかるか?
で丁寧に課題分けをしていきます。

この時の子どもの課題と親の課題は何かな?と考えてみると、

<子どもの課題>
・学校の準備をどうするか(いつやるか、どんなふうにやるか)
・朝の時間をどう過ごすか

<親の課題>
・学校の準備は夜やってほしいという子どもへの期待
・朝はバタバタしないで落ち着いて過ごしたいという希望

がそれぞれありそうです。
ロールプレイをして感じた息子くんは、自分で学校の準備を<冷静>に<落ち着いて>準備することができると思っているし、<時間管理>も自分で出来ると思っています。
“親の課題は、原則的には、親は自分一人の力でそれを解決しなければなりません。”とあるので、この場面で実際に困っているのはどうやらお母さんだけだったようです。
小学校4年生の息子くんには、準備や朝の過ごし方を信頼してお任せした方が、
1)私は能力がある。
2)人々は私の仲間だ。
を感じて子育ての目標に向かっていきそうだ、ということがわかりました。

では、実際にどんな代替行動が出来そうか?と考えてみて、Mさんは、

-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
M さん 子ども部屋に行く(ー1)焦り
息子くん 「音読カードがない」と探している
M さん 「音読カード?」と言って教科書の束を探す(ー3)焦り・怒り

  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
M さん 子ども部屋に行く「どうしたの?」
息子くん 「音読カードがない」
M さん 「お母さんが何か手伝うことある?」

☆お願いされたら、共同の課題にして一緒に探す
☆大丈夫。などと言われたらお任せする。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

をこれから実験されてみるとのことでした。子どもの成長と共に、今まで一緒にやってきた子どもの課題を子どもに返していくタイミングはなかなか難しいな、と私も感じています。
子どもの成長と共に親も一緒に成長していきたいですね。

エピソードを出してくれたMさん、一緒に考えてくれたメンバーさん。今日も本当にありがとうございました058.gif

# by adlersaitama | 2016-06-05 09:50 | パセージフォローアップ(エピソード)
先日、パセージのフォローアップ平日版が開かれました。
参加者は5名でした。そのうちのおひとりの方は、先月の会で初めてお見えになった方でパセージ未受講の方です。アドラー子育て・アドラー育児にご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね!

自己紹介と近況報告からまず始まりました。
先月の平日の会でエピソードを出していただいたTさんから(エピソードはこちら)その後の経過のお話がありました。
暑い時期に突入して毎日水筒を持っていく時期になったので子どもと話し合って、水筒の準備や洗うことなど上手に役割分担をして実行しているとのことでした。また、お母さんが息子君にお話ししたいことがある時まず「今お話しできる?」と心の扉をいったんノックしてからいいよと言われたらそのまま話を続けるし、断られたら一回は潔く引き下がろうと決心されて実行されているとのことでした!
先月みんなで今のお子さんとの関係から一歩前に進むためにどんなことができるかな?と考えたことが実生活で生かされているお話を聞いて会をお世話している私もとっても勇気づけられました016.gif

今回みんなで一緒に考えていったエピソードは、思春期に差し掛かった息子君とお母さんの朝の出来事のお話でした。

私が、メンバーさんのエピソードやフォローの会を通して学んだことは、課題の分離(整理)の大切さです。
子どもが勇気づけられているかどうか点検するとき、子育ての行動面の目標、1)自立する。2)社会と調和して暮らせる。に向かうために親である自分のこの対応は、1)私は能力がある。2)人々は私の仲間だ。と子どもに感じてもらえる対応かな?と常に点検している必要があります。

課題の分離をしておかませするのも勇気づけ、
共同の課題にして一緒に課題に取り組むのも勇気づけ。

そのために、まずこの時の子どもの課題は何かな?親の課題は何かな?としっかりと自分の中で課題の整理をして分けておく必要があります。
小学四年生にもなれば、自分でできることが増えてきて、親である私たちのお手伝いは幼児期に比べぐんと減ってきます。今まで一緒に子供の課題に取り組んできていたとしても、その子どもの課題を少しずつお子さんに返していく必要があります。
一人で考えて課題をお返ししていくことはなかなか難しいと私は感じていますが、パセージで学んだことを軸にして、実践すると子どもも勇気づけられていくのかな。と感じます。

困ったときにテキストに戻りながらうんうんここかな?あそこかな?と一緒に考えられる仲間がいるのは心強いです。今回も一緒に学んだ皆さま、ありがとうございました056.gif

次回の平日版フォローアップは9月以降を予定しています。
7月は休日版のみですので、ぜひ夏休み前に遊びにいらしてくださいね058.gif

お問い合わせは、連絡先:adlersaitama★gmail.com(★→@にかえてください)までお気軽にお問い合わせください055.gif

# by adlersaitama | 2016-06-04 09:47 | パセージフォローアップ(感想)